NewJeans問題 ミン・ヒジン氏代表復帰の行方は? 仮処分審理期日を10月11日に設定

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ミン・ヒジン氏とHYBEの対立が深刻化

ミン・ヒジン氏とHYBEの間で、対立が深刻化しています。ミン氏は自身の解任が不当であり、契約違反であると主張しており、法的な手続きを通じて自身の復職を求めています。一方で、HYBE側は別の取締役を代表に任命し、ミン氏の解任を支持しているため、対立は継続している状況です。

仮処分審理期日を10月11日に設定

NewJeansのプロデューサーであるミン・ヒジン前ADOR代表が代表取締役に再選されるために起こした仮処分審理が来月中旬に開かれます。今回の審理は「ミン・ヒジン-HYBE事件」以来、法廷で行われる2回目の審理となります。

9月30日、ミン前代表がHYBEに対して起こした議決権行使を含む仮処分審理の期日を10月11日午前に定めました。

ADORの取締役会は先月27日、ミン前代表を解任し、キム・ジュヨン社内取締役を新代表取締役に任命しました。その後、ADORはミン前代表が社内取締役の地位を維持し、NewJeansのプロデュース業務を引き続き担当すると発表したが、ミン前代表は不当な契約だと反発しています。

ミン前代表を信頼するNewJeansのメンバーは11日、生配信に出演し、ADOR新体制を批判、25日までにミン前代表の復職を要求しました。

また、ミン前代表側は13日、ソウル中央地裁に「臨時株主総会招集およびADORの社内取締役再任仮処分」を申請したことを明らかにしました。

ミン前代表は、自身の解任はHYBEとの株主間契約に違反し、議決権行使を禁じた裁判所の仮処分決定にも反すると判断したとしています。

ミン前代表のADOR社内取締役としての3年の任期は11月2日に満了すると報じられています。ミン氏側は「HYBEは一方的に、何の根拠もなく株主間契約が解除されたと主張している」とし、「このような状況では、HYBEがミン前代表取締役を社内取締役に再任しないことは明らかだ」と主張。

その上で「やむを得ず、株主に『ミン・ヒジン常務取締役再任動議』に賛成する議決権を行使させるよう仮処分を申し立てた。ハイブの継続的な契約違反、業務妨害、名誉棄損、侮辱行為をやめるよう求める」と付け加えました。

裁判所は5月にミン代表取締役がハイブに対して申し立てた議決権行使禁止仮処分を受理しました。

裁判所は「ミン・ヒジンがADORを独自に支配する手段を模索していたことは明らか」としながらも、「具体的な行動を模索する段階を超えたとは考えにくく、ADORに対する背任行為に当たるとも言い難い」との判決を下しました。

さらに「株主総会が迫っている状況で、ミン・ヒジン氏が本訴訟を通じて救済を受けることが難しいことを考慮すると、HYBEの議決権行使を禁止する必要があることは明らかだ」と述べ、ミン前代表取締役の解任に歯止めをかけています。

今後の展望

今後の展望として、ミン氏の復職を求める動きが続く一方で、裁判所の判断や、株主の意向が大きな鍵となるでしょう。特に10月の審理は重要な局面となり、ミン氏の再任が認められるかどうかが焦点です。裁判所はこれまで、ミン氏の行動がADORに対する背任行為に当たらないと判断しているため、ミン氏に有利な方向に進む可能性もあります。

一方、HYBEが株主としての影響力を行使し続ける限り、経営上の混乱が続くことも予想されます。また、NewJeansのメンバーがミン氏を支持していることから、音楽業界における彼女の影響力は依然として大きいと考えられ、ファンや業界内での動向にも注目が集まるでしょう。この対立がどのように解決するかは、HYBEとADORの今後の経営方針に大きく影響を与える可能性があります。


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