警察は、資本市場法違反の疑いで捜査中のHYBEパン・シヒョク議長に対し、これまで合計5回の事情聴取を行った。
11月18日の警察発表によると、ソウル地方警察庁金融犯罪捜査隊は、11月5日にパン氏を3回目の事情聴取に召喚し、その後の同じ週にさらに2回追加で召喚した。
これ以前にも9月15日と22日の2回、事情聴取を実施している。
パン氏は、2019年にHYBEのIPOを控えた時期に既存株主を欺いて株式を取得した疑いが持たれている。当時、HYBEが積極的に上場準備を進めていたにもかかわらず、IPOが延期されるかのように株主に誤解させたというものだ。
また、HYBE幹部が関与するプライベート・エクイティ・ファンドが設立した特別目的会社（SPC）に株式の売却を指示した疑いもかけられている。
このファンドは、HYBE幹部が設立・出資した資産運用会社によって作られたもので、SPCが株式売却で得た利益の30％をHYBEの筆頭株主に支払う契約が存在していたとされる。
しかし、この取り決めや、HYBE幹部とファンドの関係性は、2020年のIPOプロセスでは開示されていなかった疑いがある。
警察は捜査の一環として、6月30日と7月24日に韓国取引所とHYBE本社を家宅捜索している。
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