ミン・ヒジン氏、NewJeans誕生の経緯めぐりSource Musicに反論

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11月7日、ソウル西部地方裁判所民事第12部で、Source Musicがミン・ヒジン氏に対し約5億ウォン(約5,300万円)の損害賠償を求めて提起した訴訟の第4回公判が行われました。

Source Music側は、ミン氏が昨年の記者会見で述べた「私がNewJeansを選んだ」「HYBE初のガールズグループとしてデビューさせるという約束は守られなかった」という発言について、虚偽であると主張しました。NewJeansのメンバーを選んだのはミン氏ではなくSource Musicであり、HYBE初のガールズグループとしてデビューさせるという約束も存在しなかったとしています。

これに対し、ミン氏側は反論しました。弁護団によると、2019年7月以降、HYBEとパン・シヒョク議長は、ミン氏をHYBE初のガールズグループのディレクターとして公に宣伝しており、NewJeansのメンバーも報道を通じてその期待を抱いてNチームプロジェクトに参加したと主張しました。「これは原告自身の報告書にも記載されている」とも述べています。

また、グループのデビューが遅れたのは、HYBEが約束した音楽コンセプトを期日通りに提供しなかったためであり、Nチームよりも先にSチーム(LE SSERAFIM)をデビューさせたことは約束違反だと主張しました。「問題はパン議長が約束を守らなかったことから始まった」とも述べています。

いわゆる「経営権奪取」疑惑については、ミン氏側は「ILLITとNewJeansの盗作疑惑は、ミン氏側が仕掛けたものではなく、ネットユーザーや評論家の間で自然に生じた議論だ」と主張。さらに、メンバーの保護者から相談を受け、代理で内部告発メールを送ったことが「経営権奪取」と誤って解釈されたと説明しました。

NewJeansのキャスティングに関しては、「単に街頭スカウトや契約を結んだという意味ではなく、ミン氏が候補者を選び、役割を割り当て、グループ全体のブランディングを行ったことを指す」と述べました。また、「グループが6か月以上情報を与えられなかったことは事実で、これは軽視にあたる」とも指摘しました。

さらに、ミン氏がSource Musicを「練習生を売り飛ばす悪党」と呼んだとする主張について、弁護団は「『あなたは悪党ですか?』という問いかけと『あなたは悪党だ』という断定は異なる」とし、「ミン氏は彼らを悪党とは呼んでおらず、発言はSource Musicが練習生移籍に反対し、ADORの株式を要求していた状況を表現したものだ」と説明しました。

最後に弁護団は、パン議長やSource MusicがNewJeansのデビュー準備に十分な努力をしなかったと改めて主張しました。Source Musicが証拠として提示したミン氏の「私も最後にデビューしたかった。主人公は最後に登場する」というメッセージについては、「Sチームが先にデビューすることを知らされた後、その決定に反対する文脈で発言したものだ」と説明しています。


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