ミン・ヒジン氏は11月27日の法廷審問で、HYBE移籍の経緯から解任までを証言し、さらにILLITによるNewJeansの盗作疑惑についても言及しました。
この日、ソウル中央地裁では、
・ミン氏とHYBEの「株主間契約解除」が有効かどうか
・ミン氏が行使した「プットオプション(約260億ウォン)」の支払い訴訟に関する第3回公判が開かれました。
証言中に涙を流す場面も
ミン氏は証言中、精神的に追い詰められていたことを告白し、涙を流しました。
「深刻な精神的苦痛で退席せざるを得ない状況もありました。こんな状態の私に金銭問題を持ち出す人がいることに、憤りと苦痛を感じています」
また、NewJeansへの思いについても語り、
「何も悪いことはしていません。NewJeansをグローバルグループにできると確信していました。なぜ他の人が傷つけられなければならないのか理解できません」
と述べました。
ハニへの“国会監査出席指示”疑惑を全面否定
ミン氏は、NewJeansのハニに国会監査への出席を指示したという疑惑を否定し、
「NewJeansはとても賢い子たちで、誰かに言われて動くような子供ではありません。侮辱的です」
と反論。
さらに、
「ハニに圧力をかけたことはありません。一人で行くのが気の毒で、ただ一緒に行きたかっただけです」
と説明しました。
ILLITによる“NewJeans模倣”疑惑にも言及
ILLITのコンセプトがNewJeansに似ていると言われている件について、
「最初に問題提起したのはNewJeansメンバーの両親でした。同じ会社でコピーされるのを見るのは非常に失礼だと感じました」
と述べ、パン・シヒョク氏に直接メールで抗議したことも明かしました。
HYBEにスカウトされた経緯を初めて詳細に説明
ミン氏は、HYBE(当時BIGHIT MUSIC)に入社した理由について、初めて詳しく証言しました。
- 2018年12月31日:SMを退社
- 2019年1月2日:パン・シヒョク氏から直接連絡が来る
- 「新しいガールズグループを作りたい」「あなたが必要だ」と強く要請された
- 両親にも直接会い、「娘さんの成功を助けたい」と話したという
この経緯から、ミン氏はHYBEへ移籍することを決めたと説明しました。
ADOR解任の経緯を批判
昨年のADOR CEO解任については、
「全てを透明に管理していたのに、解任理由は一切説明されませんでした。理由は何もありませんでした」
と訴え、不当な扱いだったと強調しました。
極度のストレスから取締役を辞任し、そのタイミングでプットオプションを行使したと述べています。
裁判の今後
- ミン氏側:
・HYBEの“契約解除通知”は無効
・通知前に行使したプットオプションは有効 - HYBE側:
・株主間契約は7月に終了
・プットオプションは無効
別の関連訴訟では、裁判所がカカオトーク記録の証拠能力を認めたことから、今回の訴訟にも影響が出るとみられています。
裁判所は12月18日に最終審理を行い、来年初めに1審判決が出る見込みです。
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