HYBEの新人ガールズグループ「TUIDE」が、衣装をめぐって海外ファンから批判を受けています。
問題となったのは、9月6日に放送されたSBS人気歌謡。
TUIDEのソヨンとジアは、Baby DONT CryのイヒョンとともにスペシャルMCを務めました。
この日の3人は、アースカラーを基調とし、フリンジや幾何学模様が取り入れられた衣装を着用。
これがネイティブ・アメリカンの伝統衣装を思わせるとして、放送後に海外のSNSユーザーから批判が寄せられました。
SNSでは、
「なぜネイティブ・アメリカンのような格好をしているの?」
「これは何を意図したスタイリングなの?」
「文化的盗用ではないか」
といった意見が投稿されています。
一方で、メンバー自身に悪意があったとは限らないとして、問題は本人たちではなく、衣装を決定したスタイリングや制作側にあるのではないかという見方もあります。
なぜネイティブ・アメリカン風の衣装が問題になるのか
今回の問題を理解するうえで重要なのが、「文化的盗用」という考え方です。
これは簡単に言えば、ある文化の象徴や伝統を、その文化的な背景や意味を十分に理解しないまま、別の人々がファッションや娯楽などに利用することが問題視されるケースを指します。
もちろん、異なる文化の衣装を身につけること自体が悪いわけではありません。
問題になるのは、その文化を「エキゾチックな衣装」や「面白い演出」として一括りにしてしまったり、本来重要な意味を持つ装飾などを単なるファッションとして扱ったりする場合です。
特にネイティブ・アメリカンについては、アメリカ大陸に存在する多くの先住民族がそれぞれ異なる文化や歴史を持っています。
そのため、それらを一つの「ネイティブ・アメリカン風」というイメージにまとめてしまうことに対して、問題を感じる人もいます。
今回も、海外ユーザーからは「何百もの異なる先住民族の文化を、一つの衣装として表現しているように見える」との批判が出ています。
つまり、
「ネイティブ・アメリカンの服を着たから悪い」
という単純な話ではありません。
「どの文化を、どのような意図で、どのように表現したのか」
という点が問題になっているのです。
批判は韓国よりも海外から
今回の騒動で注目されるのは、批判の発端です。
現時点で確認できる範囲ではSNS上で英語による批判的な投稿が拡散しています。
「racist(人種差別的)」と批判する声がある一方、「文化的盗用ではないか」と指摘する声もあります。
そのため、現段階では、
「韓国でTUIDEが人種差別問題になっている」
というより、
「海外、特に英語圏のSNSを中心に問題視されている」
と考えた方が良さそうです。
また、TUIDEのメンバー自身がネイティブ・アメリカンの文化を侮辱する意図を持っていたことを示す情報も確認されていません。
むしろ、新人アイドルに衣装の決定権がどこまであるのかという点を考えると、スタイリングを担当した制作側への批判が出るのも理解できます。
ソヨンはTWICEジヒョの妹
今回の騒動では、TUIDEのソヨンがTWICEのジヒョの妹であることから、過去のジヒョの騒動まで掘り返されています。
ジヒョは2018年、TWICEのハロウィーンイベントでネイティブ・アメリカンを模した衣装を着用し、同様に文化的盗用との批判を受けました。
今回、ソヨンが似た問題に直面したことで、SNSでは8年前のジヒョの騒動と関連づける投稿も見られています。
ただし、2018年のジヒョのケースと今回のTUIDEのケースは、衣装や状況が完全に同じというわけではありません。
そのため、単純に「姉妹で同じ問題を起こした」とするよりも、過去の騒動が再び注目されるきっかけになったと見るのが適切でしょう。
現時点では、TUIDEや所属レーベル、Baby DONT Cryの所属事務所から、今回の衣装について公式な説明は出ていません。
デビューして間もないTUIDEだけに、今回の衣装がどのような意図で選ばれたのか、そして所属事務所が今後説明や対応を行うのかが注目されています。
now why the mcs of inkigayo dressed like native americans?? 🧐 pic.twitter.com/xnLwtLMsll
— saba (@yazzsss) September 6, 2026
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