7月24日、ソウル地方警察庁金融犯罪捜査隊が、ソウル・龍山にあるHYBE本社を訪れ、建物内の捜索および資料の押収を行いました。
この捜査は、2020年10月にHYBEのパン・シヒョク会長が関与したとされる不正な株式取引疑惑に関連する継続捜査の一環です。パン会長は、虚偽の情報を用いてHYBEの元株主から株式を取得した疑いに加え、HYBEのIPOの成否によって配当が決まるプライベート・エクイティ・ファンドを設立した容疑で起訴されています。
また、今月初めには韓国金融委員会の証券先物取引部が、不公正取引によって総額約4,000億ウォン(約460億円)の不当利益を得た疑いで、パン氏を検察に送致しています。ただし、7月24日の聯合ニュースの報道によると、実際にパン氏が得た利益は1,900億ウォン(約218億円)に近いとみられています。
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