BLACKPINKロゼ、著作権協会から脱退 背景に収益配分の「韓国特有の問題」

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BLACKPINKのロゼが2024年に韓国音楽著作権協会(KOMCA)を脱退した理由について、音楽業界の専門家が見解を示しました。背景には、韓国音楽業界に根強く残る収益分配の不公平な構造があるといいます。

韓国では、音楽ストリーミングサービスを通じた収益分配が他国と比べて非常に偏っており、クリエイターへの取り分が極端に少ないことが問題視されています。

たとえば、最新の報告によると、作詞家に分配されるストリーミング収益の割合は韓国では10.5%にとどまり、米国(12.3%)、英国(16%)、ドイツ(15%)と比べて2~5%低い水準です。一方で、Melonをはじめとする韓国のストリーミングプラットフォームは、米英独日などの主要国平均(約30%)を上回る35%もの利益分配を受けているという異例の構図が浮かび上がります。

さらに問題を複雑にしているのが、「仲介業者」の多さです。音楽収益は原著作者である作詞家に届く前に、著作権管理団体やマネジメント会社など複数の組織を経由して分配されます。これにより、アーティストの取り分が大きく目減りするのです。

専門家は「欧米では、収益は主にアーティストと出版社の間で分配されるのに対し、韓国では不要な仲介が多すぎる」と指摘。特に韓国では、作詞家に支払われるべき報酬の多くが、強制的な“マネジメント料”として管理会社に差し引かれてしまう仕組みとなっています。

ロゼがKOMCAを脱退した理由も、まさにこの不公平な分配構造にあると見られています。彼女の楽曲は韓国だけでなく海外でも人気を博しており、国内外の出版社や管理団体に重複して手数料を支払う必要があるため、最終的に彼女の取り分が最大30%も削られてしまうというのです。

音楽のグローバル化が進むなか、韓国のアーティストが真の対価を受け取れる環境づくりが急務とされています。


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