カリナ×ウォニョン×ビョン・ウソク共演『The Christmas Song』パート2本編が公開

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aespaのカリナ、IVEのウォニョン、俳優ビョン・ウソクが出演する短編映像作品「The Christmas Song」のパート2本編が公開され、そのストーリーが明らかになりました。

あらすじ

物語は、ウォニョン演じるガブリエルが、父親の病床の前に立つ場面から始まる。父親は彼女に数珠を差し出し、まるで父としての役割と責任を託すかのような仕草を見せる。

その後、父親は救急車で病院へ運ばれていく。ビョン・ウソク演じるヴィンセントは父を見送り、雨の中でその背中が遠ざかっていくのを見つめながら涙を流す。ウォニョンもまたその場に立ち会い、雷鳴とともに天使の羽が輝く幻想的な光景が映し出される。かつてカリナ演じるラファエラが現れた時と同じ演出だ。

現在に戻り、ヴィンセントの実母は教会で祈りを捧げた後、静かに立ち去る。厳かな表情で頭を下げ、息子から目を離さないまま去っていく姿が印象的だ。

続いて、ヴィンセントが嘔吐する短いシーンが描かれる。彼はすでに二度、母を失い、そして今、父までも失ってしまった。深い悲しみの中で、彼は完全に孤独となっている。

一方、シスター・ガブリエルは子どもたちと一緒にクリスマスツリーを飾り、聖歌隊の合図に合わせてピアノを演奏していた。しかし突然その場から姿を消し、手話で子どもたちに合図を送る。彼女が言葉を話せない存在であることが改めて示される。

ヴィンセントはツリーの前で、シスター・カリナと亡き父の記憶が重なるフラッシュバックに包まれる。一瞬、心が満たされるような感覚を覚える。さらにメインホールでは、亡き父がピアノを弾き、幼い自分に教えていた記憶がよみがえる。

夜、ウォニョンは病気の子どもを看病している。教会内を巡回していたヴィンセントは、その子のベッドのそばに空いた椅子を見つける。ウォニョンの姿はなかった。立ち去ろうとするヴィンセントだったが、子どもに手を引かれ、その場に留まりミルクを飲ませる。そこを見守っていたウォニョンは、満足そうな表情を浮かべる。この温かな瞬間は、彼女がヴィンセントのために意図的に用意したものだった。

その後、ヴィンセントは亡き父の机に戻り、数珠を手に祈りの堂へ向かう。上から彼を見守るウォニョン。ヴィンセントは感情を抑えきれず、泣き崩れる。

ここで回想シーンが示され、時間軸が明確になる。ピアノに向かうヴィンセントは、幼少期の記憶を一歩一歩たどっていく。亡き父は心の中で、息子が自分の歩んだ道を受け継いでいることを喜んでいる。ウォニョンもまた、常に彼を見守っている。

かつて父がヴィンセントを見守っていたように、今のヴィンセントは他者を見守る存在となった。父の穏やかな笑顔と、幼いヴィンセントの幸せそうな表情が重なり、感動的な回想が描かれる。群衆の中には母の姿もあり、ウォニョンもヴィンセントの成長を喜ぶ。子どもたちはガブリエルに手話で気持ちを伝えようとし、彼女は涙を浮かべながら心から幸せそうに微笑む。

さらに、ヴィンセントと実母の回想が描かれる。母は一緒にいられない時も、遠くから息子を見守り、常にその存在を喜んでいた。その想いは、強く胸に響くメッセージとして伝わってくる。

物語の終盤、ヴィンセントは夜の祈祷室で一人、静かに祈りを捧げる。その背後には、カリナ演じるラファエラとウォニョン演じるガブリエルの姿がある。ヴィンセント自身は気づいていないが、二人の天使は常に彼を見守っている。

最後に印象的なのは、ガブリエルが言葉を交わしているように見える場面だ。ウォニョンがカリナに何かを伝え、カリナが応える。二人の表情から、同じ目的を持ち、ヴィンセントについて話していることが明らかに伝わる。

天使ラファエラであるシスター・カリナが、天使ガブリエルであるウォニョンに、ヴィンセントを見守る役目を託した――そう感じさせる、強烈な余韻を残すシーンで第2話は幕を閉じる。


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