Stray Kidsが7月19日、Miniアルバム「ATE」でカムバックします。それに先立って、前作「楽-Star(タイトル曲LALALA)」 の初動販売などを振り返ってみたいと思います。
音盤成績について
Stray Kidsのminiアルバム「楽-Star」は2023年11月10日に発売されました。日次売上について前作「5-star」と同じような曲線を描いていますが、初日の販売量で約50万枚以上の差があり、最終的な初動販売数は3,702,681枚となりました。
Stray kidsのアルバム販売の推移ですが、2020年6月の「Go live」(タイトル曲God’s Menu)で初めて初動販売10万枚を超えました。そこから順調に売上を伸ばし、2023年6月「5-Star」では4,566,853枚を達成しています。God’s Menu以前にもMV再生回数1億回を超えるような作品(Miroh)はあったのですが、2020年までなかなかアルバム販売を伸ばすことはできませんでした。
「5-Star」は歴代2位の初動販売成績で「楽-star」は歴代4位の初動販売成績となっています。
その他成績
音源成績
タイトル曲「LALALA」について、韓国国内の音源成績では目立った成績を収めることはできませんでした。
音楽番組
韓国国内の音楽番組では1位を3回記録しています。
11月15日 Show champion
11月17日 Music Bank
11月18日 ウマチュン
海外成績
海外の成績について、「楽-star」はアメリカ・ビルボードのメインアルバムチャート「Billboard 200」で1位を獲得しています。これは「ODDINARY」「MAXIDENT」「5-STAR」に続き4度目の獲得となります。
「ATE」もBillboardを意識して金曜日のカムバックとなりました。
パート割(LALALA)
LALALAのパート割です。フィリックスとハンが気持ち多めに割り振られています。
興味深いのはバンチャンのパートが最小であること。初期のタイトルではバンチャンが中心だったので(例えばMirohでは3割近くがバンチャンパート)Stray kidsの変化を感じます。ちなみにMirohでのフィリックスパートは6%程度でした。1
印象だとやはりDance racha(リノ、ヒョンジン、フィリックス)が目立っていてセンター率が高いです。LALALAはダンスが激しいためサビの中でのフォーメーションチェンジが抑えらています。ラスサビもスンミン→リノの1回だけに留まっています。
総評
音盤成績について、前作「5-star」には及びませんでしたが、それでもK-pop史上4位の初動販売成績を記録しているので総じて期待通りの売り上げだったのではないかと思います。
7月19日に発売される「ATE」は最低でも「楽-star」と同程度を期待したいです。というのもStraykidsの2024年のカムバックが時期的に「ATE」のみになる可能性があり、年間売上維持の観点からも「ATE」の比重が大きくなってきます。
また、K-pop市場では軒並み前作割れを起こしており、StrayKidsの所属するJYPはStrayKidsとTwice以外、売り上げが鈍化している状況で、StrayKidsにかかる期待が非常に大きくなってしまっています。
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