ミン・ヒジン「OOAK」名称・ロゴが物議 盗作疑惑訴訟で争点として浮上

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ミン・ヒジン氏が最近設立した事務所「OOAK」の名称とロゴの類似性が、ILLITをめぐる盗作疑惑訴訟の新たな争点として浮上しています。

ソウル西部地方裁判所では、BELIFT LABがミン・ヒジン氏に対して20億ウォンの損害賠償を求めた訴訟の第4回審理が行われ、双方が陳述書を提出しそれぞれの主張を展開しました。

審理の中で、BELIFT LAB側の弁護団はまず、ガールズグループのコンセプトは「イノセント」や「ガールクラッシュ」といった限られたものが多く、グループ間の類似性は自然に生じると説明しました。また、NewJeansも既存のグループと類似点があると指摘し、ロゴやスタイリングの類似性についても批判があると述べました。


さらに同弁護団は、ミン氏が設立した新事務所OOAKについても問題を提起しました。OOAKの名称や指紋モチーフのロゴ、略称の使い方が、カナダの会社「One of a Kind」と酷似しているというものです。カナダ側も指紋デザインを用い、イベントの略称として「OOAK」を使用していることから、イメージの模倣ではないかと指摘しました。

またBELIFT LABは、ミン氏が個人的な目的のためにILLITを標的にし、否定された盗作疑惑を利用してセンセーショナルな見出しを作り出し、会社に損害を与えたと主張しました。振付の盗作は専門家が否定していたにもかかわらず、ミン氏はADOR在籍時から法律事務所に相談を行い、問題を大きくしたと述べています。

これに対しミン・ヒジン氏側は、盗作疑惑を最初に持ち出したのは一般の利用者やメディアであり、ミン氏自身ではないと反論しました。また、ILLITとNewJeansの類似点について触れた記者会見の発言は全体のごく一部であり、「コピー」「盗作」という単語を使ったからといって著作権侵害を主張したことにはならないと説明。両グループの類似点は明らかであり、虚偽情報の拡散とは言えないと強調しました。


ミン氏は昨年4月の会見で、ILLITがNewJeansのコンセプトを盗用したと主張しており、その後BELIFT LABは2024年6月に名誉毀損で20億ウォンの訴訟を提起。ミン氏側も同年11月に50億ウォンの反訴を起こしています。損害賠償訴訟の第5回公判は、2025年1月9日に予定されています。

■「One of a Kind」ロゴ イベント名は「ooak_toronto」

■ミン氏がデザインした「OOAK」のロゴ


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