BLACKPINKライブ、ステージ見えず不満爆発「視界制限の表記もなく…」

ネットユーザー

BLACKPINKのコンサートで、巨大スクリーンによってステージが見えなかった観客から不満の声が上がっています。

7月5日、高陽市総合運動場メインスタジアムで開催された「BLACKPINK WORLD TOUR」では、一部観客、特にN3セクションの来場者から「ステージが全く見えなかった」との苦情が相次ぎました。

問題となったのは、ステージ中央に設置された巨大スクリーン。N3席からはこのスクリーンが視界を完全に遮っており、肝心のステージは全く見えなかったとのことです。にもかかわらず、該当エリアは「視界制限席」として案内されておらず、通常価格の13万2000ウォン(約1万4,000円)で販売されていました。

ある観客はX(旧Twitter)に「レビューを書く気にもなれません。視界制限どころか“何も見えません”でした」と投稿。別のファンも「視界制限の表示もなく、正規料金を支払ったのに、花火もドローンもステージ演出も何一つ見えませんでした。スクリーンの上部が少し見えるだけでした」と述べました。

さらに、周辺の観客からは「視界制限席より高い料金で、完全に遮られた座席を売るのは納得できない」といった声もあがっています。

この状況を示す現地の写真がオンラインで拡散され、N3席の正面に巨大スクリーンが設置されている様子が明らかになっています。SNSではファンの間で抗議の動きが広がっており、消費者保護機関への通報や法的措置を求める声も出ています。

韓国公正取引委員会によれば、主催側の不備により視界に支障が出た場合、チケット代金の全額返金に加え、10%の追加補償を受ける権利があるとされています。過去には、視界が遮られたVIP席について韓国消費者院が主催者に返金を命じた事例もあり、今回の件でも同様の対応が求められる可能性があります。

なお、他の視界制限席は9万9,000ウォン(約1万500円)で販売されていました。


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