HYBEのパン・シヒョク会長をめぐる詐欺および不正取引疑惑について、警察の捜査が最終段階に入っています。
ソウル地方警察庁は12月15日の定例記者会見で、「パン氏に対する捜査はほぼ完了していると認識している」と明らかにしました。そのうえで、「追加の疑惑がないかを含め、法的原則に基づき慎重に検討し、結論を出す段階だ」と説明しています。
また、逮捕状請求については「現在検討中」との立場を示しました。
パン会長は、2019年のHYBE上場(IPO)前に「上場計画はない」と既存投資家を欺き、HYBE幹部らが関与したプライベート・エクイティ・ファンド(PEF)が設立した特別目的会社(SPC)へ株式を売却させた疑いで告発されています。
警察は、パン会長がPEファンドとの秘密保持契約を通じて、IPO後の利益の30%を受け取り、約1900億ウォンにのぼる不正利益を得た可能性があるとみています。
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