aespaのカリナ、IVEのウォニョン、俳優ビョン・ウソクが出演する短編映像作品「The Christmas Song」が公開され、そのストーリーが明らかになりました。
あらすじ
物語は、ビョン・ウソク演じる神父が、捨て子を保護する場面から始まります。母親が教会のマリア像の背後にいるのを目にしながらも、神父は赤ん坊を見捨てることができず、シスター・ラファエラ(カリナ)に託して育てさせます。
時は流れ、神父の葬儀の日。かつての捨て子は「ヴィンセント」という青年に成長し、神父となっていました。そこには、シスター・ガブリエル役のウォニョンの姿もあり、彼女は手話を使っていることから、声を出せない人物であることが示唆されます。会場には、ヴィンセントの実の母親と思われる女性も参列していました。
葬儀後、ヴィンセントは亡き神父の遺品を整理する中で、幼少期のビデオテープを見つけます。そこには、神父とシスター・ラファエラが、まるで本当の両親のように自分を慈しみ、育ててくれた日々が記録されていました。
ヴィンセントは思い出に区切りをつけるように、ビデオテープを燃やします。その過程で、子どもから受け取ったオレンジを他人に渡してしまう場面や、シスター・ガブリエル(ウォニョン)が子どもたちを優しく落ち着かせる姿も描かれます。
物語は再び過去へ。クリスマスの日、シスター・ラファエラは子どもと神父を乗せて車で教会へ戻り、家族のように幸せな時間を過ごします。しかし翌日、実の母親は何も語らず、オレンジだけを残して立ち去ります。これが、ヴィンセントがオレンジを嫌いになった理由であることが示されます。
さらに過去の決定的な瞬間へ。病に伏す子どもを看病するラファエラの背後に、父親は天使の羽が映るのを目にします。ラファエラは、ヴィンセントにとって聖母マリアのような存在だったのです。
しかし、ラファエラは涙を流しながら彼のもとを去ります。子どもは必死に手を伸ばしますが、彼女は夜の闇へと姿を消し、残された子どもは涙を流しながらその背中を見つめ続けます。
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