HYBEのイ・ジェサン代表は10月29日、公式ホームページに「モニタリング文書に関してお詫び申し上げます」というタイトルの謝罪文を掲載しました。
イ・ジェサン代表は「モニタリング文書に関して、所属アーティスト、業界関係者、ファンの皆様に頭を下げてお詫び申し上げます」と述べました。
イ・ジェサン代表は「当該文書は事後的に業界の動向や問題に対する様々な反応や世論をまとめる過程で作成されたもの」であり、「市場やアーティストファンの世論を把握する目的で一部の幹部にのみ共有したが、文書の内容は非常に不適切であった」と誤りを認めました。
同時に例の文書がデマやでっち上げではなく、確実にHYBEの内部文書であったことを認めたことになります。
また、「K-POPアーティストに対する挑発的で下品な表現が含まれていたこと、筆者の個人的な見解や評価が加えられたこと、その内容が文書に残されたことなど、会社を代表してすべての過ちを認め、責任を感じています。特に、全く事実ではない逆拡散の疑惑によって、罪のないアーティストとメンバーが誤解され、被害を受けている状況に、申し訳なく、悲痛な思いをしています」と付け加えました。
イ・ジェサン代表は「文書に言及され、被害を受け、傷ついた外部アーティストの方々に、公式に心から謝罪します。各所属事務所に個別に連絡し、直接謝罪しています。また、会社のために非難を受けているハイブミュージックグループのすべてのアーティストの方々にも、心から公式に謝罪します」と述べ、「モニタリング文書の作成を直ちに中止しました。今後は、このような問題が二度と起こらないよう、ガイドラインを制定し、内部統制を強化することを約束します」と強調しました。
国政監査を通じて明らかになったハイブ文書は、競合する大手および中小事務所のアイドルに対する悪質なコメントを集めたもので、多くのK-POPファンに衝撃を与えました。
HYBE代表の謝罪文全文
以下、ハイブ代表取締役イ・ジェサン氏の公式コメントです。
ハイブ監視文書について、ハイブ代表取締役としてお詫び申し上げます。
10月24日、国会文化体育観光委員会の国政監査で指摘された当社の監視文書について、アーティスト、業界関係者、ファンの皆様に頭を下げてお詫び申し上げます。
当該文書は、業界の動向やイシューに対する様々な反応や世論をまとめる過程で作成されたものです。アーティストとファンの市場と世論を把握する目的で、限られたリーダーにのみ共有されましたが、文書の内容は非常に不適切でした。K-POPアーティストに対する挑発的で下品な表現が含まれていたこと、筆者の個人的な見解や評価が加えられたこと、その内容が文書に残されたことなど、会社を代表してすべての過ちを認め、責任を感じています。特に、全く事実無根の逆バイラル疑惑により、罪のないアーティストとメンバーが誤解され、被害を受ける事態に深く遺憾で悲痛な思いをしています。
文書に言及され、被害を受け、傷ついた外部アーティストの方々に心から公式謝罪いたします。各所属事務所に個別に連絡し、直接謝罪しています。また、会社のために非難を受けているHYBEミュージックグループのすべてのアーティストの方々にも心から公式謝罪いたします。
文書を受け取った指導陣に問題認識が不足していたことを認め、CEOとして直ちにモニタリング文書の作成を中止しました。今後、このような問題が二度と発生しないようにガイドラインを制定し、内部統制を強化することをお約束します。
今回の事件で傷ついたアーティスト、業界関係者、ファン、そしてK-POPを愛し、応援してくださるすべての方々に改めてお詫び申し上げます。会社の代表として、徹底した反省と内省を通じて過去の過ちを徹底的に改善し、すべてのK-POPアーティストの権益とファンの尊重を最優先に考え、K-POP業界の健全な発展のために最善を尽くすことをお約束します。
ありがとうございます。
HYBE CEO イ・ジェサン
HYBEの代表が『モニタリング文書』という表現を強調している点が興味深いです。この文書は社内で作成されたものではなく、世間の声を反映したものであることを繰り返し強調しています。
・HYBE 「HYBEレポート」の著者を解任したとの報道
・SEVENTEENスングァン HYBEレポートに反旗 「これ以上、人が傷つく姿を見たくない」NMIXXへウォンの手紙も引用
・HYBEレポート 「LE SSERAFIMはBLACKPINKとTWICEの長所を合わせもったグループ」
・HYBE チャレンジ動画を評価 他事務所アイドルを酷評
・HYBE 未成年含む容姿に関する情報「世間の意見をまとめたもの」「漏らした人間の責任を問う」
・ILLIT所属事務所BELIFT LAB代表 国会でNewJeansのコンセプト盗作疑惑について言及
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