5月20日に「グローバルデビュー」を果たしたNEXZは8月21日に日本デビューすることが決定しました。5月20日にリリースされたデビューEP「Ride the Vibe」について、振り返ってみたいと思います。
デビュー初動成績について
「Ride the Vibe」はリリース後順調に売上を重ね、音盤の初動売上「117,817」を達成しました。2024年デビューしたグループの初動売上第5位を記録しています。
2024年デビューしたグループ デビュー初動売上成績
1.BabyMonster 401,287
2.ILLIT 380,056
3.NCT wish 280,478
4.TWS 260,881
5.NEXZ 117,817
メンバー7人中6人が日本人のNEXZが、韓国でこれだけの成績を記録するのは偉業だと思います。この中でボーズグループ「NCT wish」はメンバー6人中4人が日本人構成で、コンセプトは大分異なりますが、今後日本でもライバルになってくる存在だと思われます。
韓国の歌番組にも多数出演し「Ride the Vive」で圧巻のパフォーマンスを披露しました。残念ながら歌番組で1位を獲得することはできませんでしたが、「Newjeans」「aespa」が無双していた期間で、それ以外のグループが食い込むのは難しかったと思います。ですが、そのような強者にも打ち勝っていかないといけないのが今のK-POPの現状です。
パート割
「Ride the Vive」のパート割です。バランス良くパート割がされているように見えます。
NEXZは公式ポジションは公表されていませんが、「Ride the Vive」を見る限り、トモヤ・ユウキがメインボーカル、ソゴンがリードボーカル、セイタ・ヒュイがラッパー、ハルがメインダンサー、ユウがダンサー兼ビジュアルのように見受けられました。
トモヤを「オールラウンダー」とするサイトもあるようですが、ハイノートなど難しいところを担当しているところから、メインボーカルと見るのが妥当と判断しました。
確かにトモヤはパフォーマンスのレベルが歴代級のNEXZの中でも上位に位置し、キレのあるダンスが見て取れ、ハルとともにパフォーマンスを引っ張っています。
また、ハルのダンスレベルは、レベルが上がり過ぎている第5世代でも突出していて、「曲に合わせて踊る」のではなく「曲と同化するシームレスな動き」を実現していて、このまま成長すればレジェンド級
になる雰囲気を漂わせていいます。ちなみにパク・ジニョン(J・Y・Park)はハルのダンスを「メンバーの中でNo.1」と評価していたようです。
12月にプレデビュー時に公開された「Miracle」は難しくかっこいい振り付けで「振りで魅せる」曲となっていて、デビューはどんな曲で来るのか注目していましたが、「Ride the Vive」は「Moveで魅せる」曲で「Miracle」とは全く異なるコンセプトとフォーメーション難易度で一瞬でも気を抜くとメンバー同士が激突する超ハイレベルなパフォーマンスに仕上がっていました。パフォーマンスレベルに関してはK-POP界でも「Riize」と双璧になってくるのでは?と予感させるものでした。
NEXZは8月21日、Japan 1st EP「Ride the Vibe (Japanese Ver.) / Keep on Moving」で日本デビュー予定です。また、7月6日15時からの「THE MUSIC DAY 2024」で日本の音楽番組初出演し、パフォーマンス披露します。
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