STAYC 「Metamorphic」前作比 音盤初動販売大幅減 カムバック振り返り

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STAYCは7月1日に1stフルアルバム「Metamorphic」を発売しました。音盤初動販売など振り返ってみたいと思います。

音盤成績

音盤日次売上について、前作「Teenflesh」と比較すると初日から50%以下となっており、前作は2日目、3日目、6日目、7日目と大きく伸ばしていますが、「Metamorphic」は初日以降大きく伸ばせていない状況です。

これまでのアルバムとの売上比較ですが、前作「Teenflesh」まで右肩上がりの成長を続けていましたが「Metamorphic」で大きく売上を落としています。

音源成績

過去タイトル曲の「Teddy bear」など音源で上位の成績を残す作品もありましたが、「Metamorphic」のタイトル曲「Cheeky Icy Thang」はmelonチャート100位圏内に入るのも困難な状況です。

音楽番組

7月12日のMusic Bankで1位を獲得しました。

パート割(Cheeky Icy Thang)

Cheeky Icy Thangのパート割はメインボーカルのシウンの割合が約4分の1を占めています。シウンの割合が大きいのは通常通りなのですが、スミンの割合がBubbleと比較すると小さくなっているようです。

総評

STAYC初のフルアルバムということで期待も大きかったのですが、ここまで成績を落とすのは大きな原因がありそうです。

「Cheeky Icy Thang」がイマイチだという声もあります。MVのコメント欄などから、「サビを待っているうちに曲が終わってしまった」という声もありますが、ファンは曲を聴く前に音盤を購入するので初動販売が曲の良し悪しに左右されることはあまり無いかと思います。

最も大きな要因はカムバックまでに時間を要したことで、もともと強くなかったファンダムが他のグループなどに流れたことと、カムバックまでの間目立った活動がなく、プロモーションに繋がらなかったのではないかと考えられます。

また、K-pop最大市場の日本に対するプロモーションですが、ファンミーティングなどは行っているものの、メンバーに日本人がいないため限定的です。会場もZeppなど1,000-2,000席の会場に留まっています。STAYCは今年になって初めてアジアツアーを開催し、アジアツアーを終えた後のカムバックでした。

運営側も今回の不振のテコ入れとして「Cheeky Icy Thang」の他に「1 Thing」もカムバック活動に取り入れていますが、前2作のようなヒットに繋がる気配はなさそうです。

今後STAYCに必要なことはまず定期的に、年2回カムバックすることが必要だと考えます。「Metamorphic」のようにカムバックに時間がかかってしまうとファンが離れてしまうことがわかったと思います。

次にSTAYCが強いマーケットを再確認し、そこに全力プロモーションすることが必要だと考えます。
それが韓国なのか、日本なのか東南アジアなのかわかりませんが、アジアツアーの結果を分析することで自ずと見えてくるはずです。

そうすることで少しずつ新たなファンを獲得し、ファンの期待に応え、強いSTAYCを取り戻すことができるのではないでしょうか。次回のカムバックは強いSTAYCに期待したいです。

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