K―POP市場が縮小 アルバム輸出額 9年ぶり減少 対米国大幅増 対中国大幅減

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今年上半期のK―POPのアルバム輸出額が前年同期比で9年ぶりに減少に転じたことが15日、分かりました。

今年1~6月のCDアルバム輸出額は1億3032万1000ドル(約206億円)で、前年同期比2.0%減少しました。上半期の輸出額が前年より減少したのは2015年以来、9年ぶり。アルバム累計販売枚数の合計は約4,760万枚で、前年同期比約800万枚減少しています。

輸出額を国別でみると、
1.日本 4,693万1,000ドル
2.米国 3,045万4,000ドル
3.中国 1,840万ドル

4位以降は台湾、ドイツ、香港、カナダ、オランダ、英国、フランスの順でした。

2023年上半期の輸出額をを見ると
1.日本 4,852万3,000ドル
2.米国 2,551万9,000ドル
3.中国 2,264万万ドル

2023年と比較すると日本が約3%減、アメリカが約16%の大幅増、中国が約18%の大幅減という結果です。アメリカで市場拡大が見られる中、中国の購買力の低下が顕著となっています。

K-POPではアルバム販売枚数を増やすため、パッケージが異なる仕様を複数用意し、ランダムでフォトカード、サイン会の権利などを封入するなどして、同じアルバムを複数枚購入させる販促戦略で市場を拡大してきましたが、ここにきて販売が減少に転じている状況です。

今春のHYBE騒動でもミンヒジン代表がランダムでフォトカードやサイン会チケットを封入する販売手法に手対して苦言を呈していました。





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